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新築で駐車場をつくる際の注意点について

新築住宅を建設する際、建物の間取りやデザインばかりに気を取られてしまう方も多いでしょう。しかし普段から車を使われる方にとって、駐車場のレイアウトやデザインはとても大切なポイントといえるでしょう。

何台分の駐車スペースを確保すべきなのか、そしてどのようなデザインで設計すべきかなど考えるべきポイントがたくさんあります。

そこで今回は、新築住宅で駐車場をつくる際に注意したいポイントについて詳しくご紹介します。これから新築物件を建てる方はもちろん、戸建て物件を購入予定の方はぜひチェックしてくださいね。

 

駐車場設計における失敗ケース

 

新築でマイホームを購入する際によく聞かれる駐車場の失敗ケースをご紹介しましょう。

 

失敗ケースその1|想定したよりも狭く、出し入れが大変

 

最も多い失敗ケースは、思ったよりも駐車場スペースが狭く、車の出し入れがしにくいというものです。車の大きさに合わせて設計したつもりでも、実際駐車してみると車庫入れがとても大変だという声をよく耳にします。

車は数年に一度買い替えるものですが、駐車場のスペースが狭いことで本当に欲しい車を諦めるようなことにならないためにも、できるだけ広くスペースを確保することが大切です。

 

失敗ケースその2|砂利や土の駐車場で失敗

 

コンクリートを敷いて駐車場を設計するのが一般的ですが、コストがかなりかかってしまいます。そのため、コストを抑えるために砂利や土が剥き出しの状態で駐車場として利用される方もいます。

しかし、地面が剥き出しの状態ですと車が汚れやすいだけでなく、雑草の処理などの問題も発生します。また砂利の場合も、車を駐車する音が気になったり、砂利によって車が傷ついたりすることもあるでしょう。

コンクリートによる施工が高く感じてしまう場合は、アスファルトを敷くという選択肢もあります。泥はねや雑草などの心配もなくなりますし、コンクリートよりも施工期間が短いこともメリットですよ。

失敗ケースその3|勾配をつけすぎる

 

駐車場の水はけをよくするために、2%程度の勾配をつけるのが一般的です。しかし、必要以上の急な勾配をつけてしまうと車の出入りの際に、アクセルを踏み込まなければいけないなどの問題が発生する可能性があります。設計時には斜面の角度にも気を配りましょう。

 

失敗ケースその4|日当たりが良すぎて、ボディの劣化

 

日当たりの良さは物件を購入する際の大きなポイントですよね。しかし、あまりにも日当たりがいい場所に駐車場を設計してしまうことで、車体の塗装や内装が日焼けによる変色を起こしてしまいます。

駐車場の位置を南側の位置に設置せざるを得ない場合は、ガレージやカーポートの設計を検討してみましょう。

 

駐車場のつくりによって固定資産税の課税対象になる場合がある

 

実は、駐車場の構造やつくりによって固定資産税の課税対象となる場合があります。

固定資産税とは、各家庭が所有する固定資産に対して毎年課税される地方税のことをいいます。高額な資産に対して毎年1.4%の税率で課税されるため、固定資産になるかならないかはとても重要なポイントです。

ちなみに、固定資産になる条件は次の3つです。

 

▽固定資産税の対象となる3つの条件

 

  1. 三方が壁で覆われて屋根がある
  2. コンクリート基礎で地面が固定されている
  3. 居住・作業・貯蔵などに利用できる状態である

ここからは、どのような駐車場が固定資産税の対象となるかについて詳しくみていきましょう。

 

その1|ガレージタイプは固定資産税がかかる場合がある

 

ガレージタイプのように三方を壁に囲まれている駐車場は固定資産税の対象となります。前面にシャッターの有無は関係なく課税の対象となりますので覚えておきましょう。

 

その2|カーポートは固定資産税がかかる場合がある

 

側面や背面にパネルを取り付けない一般的なカーポートは、固定資産の対象とならない場合がほとんどです。しかし、屋根だけのカーポートの場合であっても、固定資産の対象とする地自体も存在します。そのため、駐車場の設置を検討されている方は、お住まいの自治体のルールを事前に確認しておきましょう。

 

駐車場で必要な広さ

 

十分なスペースを設けることが大切であると理解できたところで、ここからは実際に駐車場で必要な広さとは一体どのくらいなのかについて詳しくみていきましょう。

車+どれくらいの広さが必要か

 

駐車場を設計する際に考えるべきポイントは次の3つです。

 

▽駐車場を設計する際に確保すべき3つのスペース

 

  • ・車の台数分のスペース
  • ・ドアを開け閉めする際のスペース
  • ・駐車しやすいスペース

 

もちろん車種によっても必要な広さは大きく異なりますが、一般的な普通車の1台分の駐車スペースを確保する場合、幅2.5m×長さ6mの15平米分のスペースを確保しましょう。

1台につき15平米必要なため、複数台駐車する場合は、台数分×15平米で計算をしましょう。

また、車だけでなく、バイクや自転車を置きたい場合は、その分のスペースも確保する必要があります。バイクや自転車1台あたり幅1m×長さ2m程度のスペースがあると安心です。

 

普通車1台分に必要なスペース
幅2.5m×長さ6mの15平米
バイクや自転車1台分に必要なスペース
幅1m×長さ2m

 

駐車場の設計で必要なこと

 

ここからは駐車場を設計する上で必要なことを解説していきます。

 

車止めの設置位置

 

駐車する際に、車が外構や外壁にぶつかってしまうことを防ぐために車止めの設置をお勧めします。

車止めの一般的な設置位置は次の通りです。

 

▽車止めの設置位置の目安

軽自動車
60cm程度
それ以外のクラスの車
70cm程度

 

▽車止めと後方間隔の目安

軽自動車
30〜50cm程度
それ以外のクラスの車
100〜120cm程度

 

車止めが外壁などに近すぎると、車の排ガスによって汚れがつきやすくなってしまうので、ある程度の距離を保つように設置しましょう。

また車止めを設置することで車の走行の妨げになる場合は、車止めを片方のみに設置するのもおすすめです。

 

日当たりと勾配

 

駐車場を南に設置せざるを得ないケースを除き、駐車場はなるべく南側以外の方角で設計するのがおすすめです。南側に駐車場を設置することで、次のようなデメリットが考えられます。

▽南側に駐車場を設計するデメリット

 

  • ・住居の日当たりを遮ってしまう
  • ・車の外装や内装が日焼けしてしまう

 

このような理由から、南東に寄せて駐車場を設計するのがおすすめですよ。

そして駐車場の水はけをよくするためにも、勾配を設けることが重要です。

勾配がない場合、水たまりができやすくなってしまうため、一般的に1.5〜2%程度の勾配を設けるのが重要とされています。5%以上の勾配をつけるのは安全上おすすめできませんので、覚えておきましょう。

 

駐車場のレイアウトの留意点

 

住居内のレイアウトと同じように、駐車場のレイアウトを考えることはとても大切なことです。そこでここからは駐車場のレイアウトを考える上での3つの留意点についてご紹介しましょう。

 

留意点その1|駐車方法

 

駐車場のレイアウトを考える際に重要なのが「どのように駐車するか」ということです。

▽主な駐車方法

直角駐車 道路に対して直角に駐車する一番オーソドックスな駐車方法。
並列駐車 道路に対して並列に駐車する方法。十分な駐車スペースが確保できないときにおすすめ。
縦列駐車 複数の車を縦列に駐車する方法。奥行きのある土地の場合によく用いられるが、前方に駐車している車を出庫しないと後方の車が使えないというデメリットも。

 

土地の広さや形状、そして建物の構造や所有する車の台数などによって、駐車場のレイアウトは大きく変わります。

車の出し入れのしやすさはもちろん、生活スタイルなどを考えて、ご自分に最適なレイアウトを考えていきましょう。

 

留意点その2|防犯面

 

駐車場のレイアウトを考える際に大切なのが防犯対策です。車を故意に傷つけられることや盗難事故などを防ぐためにも、シャッターやカーゲート、防犯カメラなどの設置がおすすめ。初期投資はどうしてもかかってしまいますが、安全面が確保できるのはとても大きなメリットです。

 

留意点その3|建物との距離

 

建物と駐車場の距離も重要なポイントです。玄関から駐車場までの距離が長いと雨の日や重たい荷物を運ぶ際にとても不便に感じてしまうはず。

そのため、玄関から駐車場までに屋根を設置することや、建物内に駐車場を設置するビルトインガレージとして設計するなどの工夫をしていきましょう。

 

デザインで注意すべき点

 

駐車場を設計する上で注意したいデザイン面に関するポイントについてまとめてみました。

 

デザインで注意すべきことその1|素材

 

駐車場と建物がマッチしていないとどうしても違和感がありますよね。そのため、使用する素材や色味を建物と合わせていくことがとても大切です。

一般的に駐車場で使用する素材は次の4つです。

 

▽駐車場で使用する素材例

砂利 【メリット】

・駐車場に砂利を敷き詰めることで、駐車場を歩く際に音が鳴るので防犯対策になる

・水はけがいいため、泥水などが溜まりにくい

 

【デメリット】

・駐車する際の音が気になる場合がある

・砂利で車体などが傷ついてしまう可能性がある

アスファルト 【メリット】

・施工料金が安く済み、施工期間も短い

 

【デメリット】

・泥が目立ちやすく、掃除する手間が発生する

・経年劣化でくぼみができやすい

コンクリート 【メリット】

・硬くて丈夫な素材なので、耐久性が高い

・頻繁なメンテナンスが必要ない

 

【デメリット】

・泥が目立ちやすく、掃除する手間が発生する

・施工料金が高め

・雨の日は滑りやすい

インターロッキング 【メリット】

・見た目がとてもおしゃれ

・建物の色味やデザインに合わせやすい

 

【デメリット】

・施工料金がかなり高め

 

インターロッキングとは、舗装用のコンクリートブロックを噛み合わせて組み合わせる施工技術のこと。建物の色合いやデザインに合わせやすいため、今注目されています。

予算や希望のデザインに合わせて、最適な素材を選んでいきましょう。

 

デザイン面で注意すべきことその2|照明・エクステリア

 

駐車場で使用する素材以外にも、照明やエクステリアを用いることで建物との一体感が生まれます。

照明を設置することで、おしゃれな見た目になるだけでなく、安全を確保し防犯対策にもなるのでおすすめです。人感センサー付きのライトを設置することで、夜遅くに帰宅した際でも安心感がありますし、侵入者対策にもなりますよ。

また、カーポートなどのエクステリアを建物にマッチするように選ぶことで、おしゃれでかつ機能性のある駐車場となるでしょう。

▼こちらの記事では注文住宅のデザインの決め方について解説しています。

注文住宅のデザインの決め方や失敗しないための注意ポイントとは

家づくりと同じように駐車場もこだわっていこう

 

新築物件を建てたり、購入したりする際は、どうしても建物に意識が集中しがちですが、駐車場も住みやすさを大きく左右するポイントです。そのため、駐車のしやすさや利便性などをきちんと考えた上で駐車場の設計を行っていきましょう。

京都市周辺で注文住宅を検討されている方は、ぜひハウスアップまでお気軽にご相談ください。

地域密着型の施工業者として、豊富な施工実績を誇ります。どんな些細なことでも構いませんので、ぜひお気軽にお問合せください。

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