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注文住宅の相場について予算別に比較!費用を知って建てたい家を決めよう

注文住宅を建てる際に気になることのひとつに相場があります。これから新しく住宅を購入するにあたり、建売住宅と注文住宅で費用を比較したい方は多く、Yahoo!知恵袋でも相場を質問する方が多くいます。

そこで今回は、注文住宅の相場が気になる方に向けて、費用の内訳やエリアによる費用の違いについてご紹介していきます。その上でできるだけ費用を安く済ませる方法についてもご紹介していきますので、注文住宅を検討している方はぜひチェックしてみてください。

注文住宅の費用の内訳

一口に注文住宅といっても土地の購入費用から住宅を建設するための建築費用、その他登記にかかる諸々の費用などさまざまです。それぞれどういった費用なのか把握しておくと、実際に予算を組むときの参考になります。注文前に費用の概要について理解を深めておくようにしましょう。

土地の購入費用

その名の通り注文住宅を建設する土地を購入するための費用です。都心などの土地代が高い地域によっては、住宅そのものより高額になる費用でもあります。受け継いだ土地をそのまま使う場合はこういった費用はかからないものの、2階建てから3階建てにするなど特殊な工事が必要な場合は、地盤調査や土地改良などが必要になることもあるので注意しましょう。

建築費用

基礎部分の工事、内装や外装といった住宅を建てるための工程の費用が該当します。住宅を作る上での細かい部分もすべて含まれますので、土地代に次いで多くかかる費用でもあります。大手のハウスメーカーに依頼する場合はこの金額が高額になる傾向にあります。

地域密着型の小中建築会社や、町の工務店などに依頼する場合この費用が抑えられますので、少しでも費用を抑えたいのであれば、地域密着型の工務店を探してみるのも一つの手段です。

その他費用

戸建ての購入の際に必要になってくるのが登記の手続きです。一般的にこうした細かい登記手続きは司法書士に依頼することが多いので、司法書士報酬部分を予算に入れておくようにしましょう。

全国エリアでどのくらいの予算で注文住宅を建てているの

ざっくりとどの程度の予算が必要なのかについては、2019年の注文住宅の平均床面積と平均建築費から見ることができます。2022年現在は多少の違いはあるものの、地域によってこのような金額になると考えておくと、予算をたてやすいでしょう。

全国首都圏近畿圏東海圏その他の地域床面積約125.8m2約125.2m2約125.3m2約127.8m2約125.6m2建築費(土地代含まず)約3454万円約3772万円約3555万円約3522万円約3276万円

一戸建て注文住宅の建築費用 予算別

戸建注文住宅の建設費用はさまざまで、1000万円台から4000万円台まで存在しています。

そのなかでも多いのが中間にあたる2000万円から3000万円のパターンです。施工費用を抑えて1000万円台で建設した場合や一般的な例、こだわり抜いて費用をかけた例などをご紹介します。

1000万円台の建築予算の例

自分たちにとって使いやすい住宅を作りたいけど、あまり多く予算をかけたくない。注文住宅は購入したいけれど、あまりお金はかけることができない。そのような人が建てる住宅で多いのがこの1000万円台です。コストが重視されるためデザイン性などを削って住宅の形状がシンプルになっています。

床面積100m2~120m2(30坪~40坪程度)の注文住宅で考えた場合、費用を1000万円に抑えるには、外観以外にも内装も単価が安いものになっています。間取りもシンプルで建設しやすく、無垢材など素材にこだわれないものの、空間はシンプルに仕上がるので住宅のデザインに左右されずに家具を選べるメリットもあります。

費用を安価にすると聞くと、住宅の性能を落としてしまうのではないかと考えられがちですが、ハウスメーカーも資材を安く提供できるように予め大量に入荷させていたり、設計から建設までを一貫して行い、余計な費用をかけないようにする工夫もされていたりします。そのため、1000万円といっても、性能は保たれている住宅が多くあります。

自分のライフスタイルに合わせて、生活のしやすい住宅を安価で購入するのにおすすめの方法が、この1000万円で購入する方法といえます。

2000万円台の建築予算の例

1000万円同様、床面積100m2~120m2(30坪~40坪程度)で2000万円と費用を追加する場合、より自分たちの生活にあった注文を細かくすることが可能です。お風呂場や洗面台といった水回りをこだわったり、キッチンを広くして料理がしやすい環境にしたりと、さまざまな希望が通りやすいものの、希望をいれすぎてしまって、予算オーバーをしがちな価格帯です。

お金をかける部分によって家も変わっていきますが、内装などをこだわるほか、1000万円ではできなかった外構部分へのこだわりや、使用する素材を無垢材にするなどのこだわりなどを反映することが可能です。お金をかけたい部分にお金をかけられるので、全体的にシンプルに設計しつつ、お風呂場にミストサウナを設置したり、楽器などの趣味のために一部の部屋を防音設計にしたりといった工夫も可能です。

2000万円の予算を家具の購入費用なども含めて見積もると、1000万円の予算と同様の住宅を購入しつつ、余裕のあるスタートが切れます。全体的なこだわりは難しいので、お金をかける部分をしっかり決めておきましょう。予算オーバーが発生する価格帯なので、こうした可能性があると注意しておくと、オーバーしにくくなります。

3000万円台の建築予算の例

続いて3000万円台の床面積100m2~120m2(30坪~40坪程度)場合ですが、この場合はさらに細部までこだわって設計することが可能になります。平均的な広さやグレードの住宅を建築できる予算ともなりますので、一番多い価格帯ともいえます。自分たちが住みやすいこだわりを出した注文住宅を計画しているのであれば、3000万円台で見積もった方がより希望に沿った住宅を建築することが可能です。

2000万円や1000万円と比べて、建築資材やデザイン、機能性にお金をかけることができます。部分的に費用を抑えることによって、より快適な設計にすることが可能なので、内装の一部だったり、外構をシンプルにしたりなど、コストを抑えられる部分は抑えるように設計するのが、より住み心地の良い住宅を設計するコツといえます。

ある程度予算に余裕があるので、できることも増える一方で、予算内にすべての希望を取り入れられない場合が多いのもこの価格帯です。そのためプランを決めるのに時間がかかってしまいがちなのも平均的な価格である3000万円台の特徴といえます。

スムーズにプランを決めるためにも、自分たちが重視しておきたいポイント、こだわりを捨ててコストをカットできるポイントを明確にしておいて、ハウスメーカーと打ち合わせをしやすい状態にしておくと良いでしょう。

4000万円台の建築予算の例

床面積100m2~120m2(30坪~40坪程度)に対して4000万円の予算で見積もった場合、さまざまな部分にこだわりを出しても余裕が生まれる金額です。4000万円なら家具の購入費用も考慮して予算をたてても問題ないといえるでしょう。

住宅に中庭を作ってみたい、デザイン性に富んだ住宅の形にしたい、子ども部屋は無垢材を使用したいなどの細かい希望がある方は、4000万円で予算を見積もるのが良いでしょう。

外装や使用する素材以外にも、住宅内のキッチン、洗面所、脱衣所、浴室といった箇所にも希望を入れられますので、家族の意見をそれぞれ反映させやすいのも嬉しい特徴です。こだわりが強く出ますので、入念な打ち合わせをしておかないと大きな失敗に繋がってしまいかねませんので、最後まで気を抜かずに対応しましょう。

床面積100m2~120m2(30坪~40坪程度)なら、4000万円程度見積もれば、住宅に強いこだわりをもって、より使いやすい高級住宅のような注文住宅が建設できます。さらに高額な大手のハウスメーカーの注文住宅を依頼することだって可能となります。住宅で絶対に妥協したくない方は、4000万円程度見積もっておくようにしましょう。

理想の注文住宅を建てるためには

注文住宅は屋さんによって大きく建てられる住宅は変わってきますが、安いからといって何もかも妥協しなければならないかといわれればそういうことはありません。自分のこだわりたい部分だけをこだわってコストダウンをさせたとしても、不便なく過ごせます。

理想の注文住宅を建てるために押さえておきたいポイントをまとめておきますので、こういった部分をチェックして予算内で自分に合った注文住宅を建設するようにしましょう。

立地にこだわりたい

道にこだわる場合、土地にかかる費用 が一番多くなります。駅から徒歩五分、 都心の近く、交通のアクセスが便利といった場所にこだわると、人気も相まって土地価格は高くなるのです。

しかし、建築費用が1000万円から2000万円台で買ったとしても、自身の希望をある程度反映させた住みやすい住宅の建設は可能です。削れるところは削って土地にこだわりたい方にオススメの方法です。

▼こちらの記事では土地なしで注文住宅を建てる場合について紹介した記事になります。あわせてご覧ください。

土地なしで注文住宅を建てる際の流れと土地選びのポイント

内装・外装にこだわりたい

住宅の見た目、 外装部分の強いこだわり、 内装に使用する素材などに妥協したくないのであれば、その部分にお金をかけられるように予算を見積もっておく必要があります。ある程度気分を反映させるためには3000万円台の予算で見積もると希望が通りやすいので、内装外装にこだわりたい方はここは妥協せずに見積もりをしましょう。

▼こちらの記事では新築で内容を決める際失敗したいポイントについて紹介しております。

新築住宅の内装を決めるコツとは!?失敗しないポイントを解説

安い予算では建売、中古住宅も含めて検討

格安予算にしたい場合は、建売、中古住宅にも目を向けてみることをおすすめします。 自分の理想を反映させた注文住宅ももちろん魅力的ですが、建売住宅も自分の希望に沿ったものであれば、とくに問題はありません。これは中古住宅にもいえることです。

とにかく費用を抑えたいのであれば、注文住宅にこだわらないのも重要です。

予算内で相場より安く注文住宅を建てる方法は?

せっかくなら注文住宅で自分のこだわりを反映させ、 自分たちにとって住みやすい住宅にしたいところです。こうした希望を反映させるには、 節約できる部分を節約して、お金をかけたい部分にお金をかけるという方法で、対応していきましょう。

延べ面積を減らす

土地面積を減らすことにより費用を抑える方法です。 当然延べ床面積が減ってしまえば、建築する住宅の大きさも狭くなるため、 大幅にコストダウンが可能です。 この人数だから絶対にこの広さが必要と考えずに、 多少狭くても広々と使えるプランを選択するよう工夫することで、延べ面積を減らすことが可能です。

▼こちらの記事では30坪で注文住宅を建設する際のまどりについて解説しております。

30坪での注文住宅の価格相場とおすすめする間取りについて解説

屋根の形をシンプルにする

住宅の形は建設費用に大きく作用します。 屋根の形が切妻屋根なのか片流れ屋根によっても大きく変わります。この二つの場合、よりシンプルな片流れ屋根の方がコストは抑えられます。

リビング階段にする

リビング階段を採用することによって廊下の面積を丸々なくすことができます。廊下だけではなくリビングに入るための仕切りやドアなどの費用もカットできますので、 リビング階段がとくに気にならないようなら取り入れてみるのも一つの手段です。

収納を集中させる

それぞれの部屋に収納があると確かに便利ではありますが、必ずしも全部屋に必要な訳ではありません。クローゼットや押し入れなどは一箇所にまとめてしまい、 その他の収納は後から株を購入する方法を導入することで、 建築地に設計する収納スペースを一部に集中することが可能です。 場所によっては不便になってしまうので、 収納の場所をまとめる場合は、位置に注意が必要です。

室内のドアを減らす

吹き抜けなどの開放的な空間に抵抗がないのであればドアを極力減らす対策も一つの節約手段です。 廊下と脱衣所を結ぶ出入り口のドアをなくしたり、 そもそも部屋数を少なくしてドアの数を減らしたりといった工夫の方法です。当然そのぶん施工もシンプルになりますので節約が可能です。

外構を作り込まない

建築費用を抑える上で重要なのは外光をシンプルに抑えることです。外構が複雑になってしまうとそのぶん費用がかかってしまいますので、そこまで強いこだわりがないのであればあまり作り込まないようにしましょう。

窓は大きいタイプを少なく設ける

小さい窓をいくつも設置するよりも、大きめの窓を必要最低限設置したほうがコスト削減には繋がります。 大きな窓により開放感も出て部屋口が広くみえるので、節約しつつも広い印象の部屋に仕上げることが可能です。

シンプルな形状の建物にする

建築費用は建物の形が複雑になればなるほど高額になります。 屋根と重複する部分ですが、建物の形も価格に大きいため影響します。 シンプルな住宅の形は間取りが作りやすいため、とくに建物の形状に強いこだわりがないのであれば、全体的にシンプルな建物の形に仕上げることをおすすめします。

配管工事費用節約のため水回りをまとめる

水回りは話してしまうと給排水管の設備にお金がかかってしまうので、洗面台やお風呂場、トイレキッチンなどはできるだけ近くに集めるようにすると建築費用が節約できます。

壁を少なくする

壁を少なくすることでその文に使われる資材の費用を削ることができます。 具体的には部屋数を減らし、ある程度オープンな部屋を何箇所か作るような設計です。

湿式工事を避ける

湿式工事は確かに長持ちする素材ですが、その分施工費用が高額です。ある程度の年月でリフォームや改築を考えているのなら、避けておいたほうが費用の節約になります。

窓や建具をオーダーメイドにしない

オーダーメイドはどうしても量産品よりも費用がかかります。倍以上の価格になりますので、窓や健具に強いこだわりがないのなら、節約しましょう。

アフターフォロー体制はチェックしよう

理想の住宅が完成したと思っても、実際に入居してみると、思っていたのと違うという、イメージの相違が生まれます。そうした問題が発生しても、ハウスメーカー側がしっかりと対応してくれるかどうかは重要なポイントです。住宅の引き渡し後も建築した住宅をしっかりと点検し、メンテナンスなどのフォローをしてくれるかどうかという部分までしっかりチェックしましょう。
注文住宅は家が完成するまでに非常に時間がかかりますので、こうした細かい部分で気を抜いてしまいがちですが、家は作ったら終りではありません。その後も心地よく暮らすためにも、アフターフォローがしっかりしているかどうかはよくチェックしておきましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。ここまで注文住宅の価格相場や、価格帯によって建設できる住宅の特徴、節約の方法などをご紹介してまいりました。ハウスメーカー選びで重要なのは、自分たちのこだわりや、費用を抑えたい部分をしっかりと反映させ、低コストでも住みやすい住宅に仕上げられるように寄り添ってくれるかどうかです。

ハウスアップでは京都市を中心に家庭にあった家づくりが可能となっています。アフターフォローも含めて安心できるハウスメーカーを選びたいのなら、こうした地域密着型の場所を選びましょう。

京都市内、京都府南部、京都府北部の一部、滋賀県南部、大阪府の一部のエリアで注文住宅をご検討の方はハウスアップへぜひお気軽にご相談くださ注文住宅の費用相場や、価格帯によって建築できる住宅のグレードについてご紹介しています。費用を抑えるポイントもお伝えしていますので、これから注文住宅を建築する方は参考にしてみてください。

京都市内、京都府南部、京都府北部の一部、滋賀県南部、大阪府の一部のエリアで注文住宅をご検討の方はハウスアップお気軽にご相談ください。

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