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契約前に気づきにくい資金計画の落とし穴

先日、機会があって、
とある住宅会社の営業の方が作成した
資金計画書と間取り図面を拝見させていただきました。

その間取り図面は、資金計画書に記載されている
家の予算を少しオーバーしそうですが、相談しながら修正していけば、
ほとんど予算内で収まりそうなプランでした。

しかし・・・。

こんにちは。
京都府京都市伏見区で注文住宅の家づくりをしているハウスアップのブログです。

資金計画書を細かくチェックしてみると、
いくつかの問題点が発覚したのです。

●火災保険の予算が漏れていたこと

銀行で住宅ローンを借りるとなると、
火災保険への加入が必須項目となってきます。
なのに、この項目が抜け落ちてしまっていました。

火災保険は、家の金額だけじゃなく、補償の範囲や年数、
構造などによっても金額が変わってくるものなので、
一概にいくらとは言えませんが、
弊社では15万円~25万円ぐらいの金額をこの項目に計上するようにしています。

もし、後からこれだけの費用が必要だと言われたら、
非常に困った状況に陥ってしまいますよね。

●外構工事の予算が少なすぎること

このお客様の購入される土地は、60坪もの広さがある土地です。
この広さだと、整地をして砂利を敷き、駐車場のコンクリートを打ち、
境界のブロックを積み、土地の面積×1万円ぐらいの費用が必要になってきます。
つまり60万円強の費用が掛かってくると思います。

しかし、30万円しか予算が計上されていませんでした。

実は、この外構工事が最も予算が崩れやすい項目です。
なぜなら、家を建てる前までは、
それほどお金をかけなくていいと考えていたにもかかわらず、
家が完成間近になってくると、全体を見て
やっぱり庭も綺麗にしたいと思ってきます。

●エアコンが3台で15万円!?

これはどのように思われますか?
量販店で在庫処分のため安売りしている6帖用の分なら実現できるかもしれませんが、
設置代まで含めると難しいですね。

夏前にちょうど家のエアコンを買い換えました。
効きも悪く、音も気になるし、省エネで手入れが楽な機能的な物を探しました。
木造8帖用で設置と下取りを含めて15万円でした。

そう考えると、3台で30万円ぐらいは計上しておかないと、
エアコンを買いに行った時に、困ったことになってしまいます。

いかがでしょうか?

これらが、この資金計画の中に潜んだ落とし穴です。
諸経費に対する計算の甘さが引き起こす予算オーバーは、
実は、多くの方が直面している現実です。

これによって、ゆとり資金として残しておいた
貯金まで使ってしまうことは
決して珍しい話ではありません。

初めての家づくりで、
分からないことも多々あるとは思いますが、
資金計画も、ただしていれば安心というわけではないですからね。
気を付けてください!

施工事例はコチラ      https://houseup-inari.jp/p-works/

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