土地探しで勘違いしがちな3つのこと
現在では、約8割の方が家づくりをする時に土地から買っているといわれています。
この場合、土地を買わなければいけない分、家に掛けられる予算が少なくなってしまったり、身の丈以上のオーバーローンを組んでしまいがちになります。
そうなってしまうと、家に十分な予算が掛けられなくなり、妥協だらけの家づくりになってしまうことも考えられます。
又、建てる時だけではなく、身の丈以上のローンを組んでしまうと、今後の生活や将来にまで大きな支障をもたらすことになってしまいます。
ですからそうならないために土地から買って家づくりをする場合は
正しいステップを踏んでいく必要があります。
こんにちは。
京都府京都市伏見区で注文住宅を建てているハウスアップのブログです。
今回は、皆様が家づくりにおいて重要な土地探しで失敗しないための勘違いを正していきたいと思います。
- その1:家づくりは土地探しから始まるという勘違い
まず1つ目の勘違いは、家を建てたい!と思ったら、まず土地を探してしまうことです。
いきなり土地を探してしまった場合、土地に予算を掛けすぎてしまうことが高確率で起こります。
つまり、予算的に買ってはいけないような土地を買ってしまいやすくなるということです。
となると、家に予算を掛けられない、オーバーローンを組んでしまうという状況に陥ってしまいます。
ですから、いきなり土地探しから始めるのではなく、
まずはあなた自身のベストな土地予算から
正確に把握することから始めましょう。
- その2:雑誌やネットに載っている金額だけで土地が買えるという勘違い
多くの方が思い込んでしまっていますが、
もちろん実際、表示金額だけで土地が手に入るかというと、それは違うんです。
・土地を買う時、不動産屋さんに支払う仲介手数料
・土地の所有権を移すときの登記費用
・土地代を銀行から借入する場合、土地に担保設定をするための登記費用
・お隣さんとの境界費用
など様々な経費が掛かってくることになります。
ですから土地代の費用だけではなく、別途で費用が必要ということ
しっかり頭に入れておかなければなりません。
- その3:土地は広いほど良いという勘違い
一生に一度の家を建てるのであれば、
広い土地にしたいと思う方も多いと思います。
広々とした庭で、子供たちをのびのびと遊ばせてやりたい・・・のんびり過ごしたい・・・
という夢は、誰もがお持ちでしょう。
しかし、現実的に考えてみましょう・・・
その広いお庭に生えてくる草や木は一体誰がお手入れするのでしょうか?
少し放置しているだけではボーボーになってしまう芝生は一体誰が定期的に刈るのでしょうか?
その範囲が広くなればなるほど、手入れはさらに大変になります。
また、広い土地を買えば、そもそも庭の工事費用も、連動して高くなってしまうし、
これから一生払い続ける固定資産税もかなり割高になってしまうことになります。
200㎡(約60坪)までと、それを超えるものでは
驚くほど税金の金額が違ってきます。
では、ここで簡単に固定資産税の計算式についてみていきましょう。
【固定資産税の計算式】
土地が200㎡以下の場合:評価額×1/6=課税標準額
土地が200㎡以上の場合:評価額×1/3=課税標準額
課税標準額×1.4%=固定資産税
※評価額とは、実勢価格×0.7%のこと
※実勢価格とは、実際の取引が成立する価格のことで、売り手と買い手の間で需要と供給が釣り合う価格のこと
固定資産税は課税標準額に1.4%を掛けたものですから、200㎡までとそれを超えるものでは税金が変わってきます。
つまり、土地が180㎡で評価額が3,000万円の場合はその1/6の500万円が課税標準額となり、この場合は7万円(500万円×1.4%)が固定資産税となります。
土地が220㎡で評価額が3,000万円の場合はその1/3の1,000万円が課税標準額となり、この場合は14万円(1,000万円×1.4%)が固定資産税となります。
土地はあなたにとって必要大きさを購入するようにしましょう。
そして、あなたにとって必要な土地の大きさを知るために、
土地探しをする前に、あなたがどんな家に住みたいのかを
ある程度明確にしておく必要があります。
いかがでしたか?
土地探しからの家づくりで、妥協だらけの家を建てることになったり、
オーバーローンで厳しい暮らしを送らないためにも
まずは知らず知らずのうちに思い描かれている勘違いを払拭していただければと思います。
固定資産税については土地の状況などによって変わることもあります。
ですから、一度ハウスアップや税金の専門家へご相談された方が良いかもしれません。
ハウスアップでは、どんな家に住みたいのか、から土地探しまで一緒に考えていきます。
是非お気軽にご相談くださいませ。
また、見学会も随時開催しております。
見学会の詳細はこちら→https://houseup-inari.jp/event/
お気軽にお越しください。